遊んで、その３

あんた、だれニャ。

へんな、おっさんニャ。

いや、なかなか、あじのある、かおしとるニャ。

きをゆるしたら、あかんぜよ！

でも、ねこ缶もっとるかニャ－、うる、うる。

ラムネが飲みたいと思った日

ぼくが、コーラをさしだすと、

君は、炭酸は苦手なのだと言う。

じゃあ、ラムネも飲めないね。

でも、君は、ラムネは飲みたいと言った。

またの日まで。．．．だから、愛でる。

ちゃんと、立ちどまって、

その一瞬、一瞬を、

このまなこに、焼きつけるから。

おちゆく日差しとともに。

まぁ－、それも、いいんだニャ。

梅雨、雨のち晴れ

梅雨にはいって、やっぱり、アジサイ。

いっしょに、ぬれながら、歩くのも、わるくない。

こんなところにも、ひっそりと。

そして、雨があがったかと思うと、

もう、日差しがさしていた。

わかった、わかった、そのまま進もう。

2012.4.14.撮影

君は、急ぎ足で、

後ろを、振り返ることを、しない。

ぼくは、君がなにか、落し物をしないよう、

後から、追いかけてる。